正攻法ではない写真の攻略
こんにちは!ろくです!
今回はロケーションではなく、写真の上達法の記事です。
自己流の写真術なので、個性を出したい方の参考になればと思います!
評判が良ければ少し続けるかもしれません(´ε` )
まず、フレーミングについて。
人によっては「構図」を大切にされるかもしれませんが、自分の撮り方では構図は考えません。
主役をどこに配置して、副役を後ろに、視線誘導が~...と考えると機械的な感じになってしまい、感性が生かされないからです。
綺麗に構図が整わないとスッキリしませんしね♪
ファインダーを覗いてから考える事だらけだと、テンションも上がりません。
自分が大切にしているのは「どこにピントを合わせるか」と「写真の四隅を切る」という2つの点です。
ピントは、自分が惹かれた被写体にドン!と合わせましょう!
「写真の四隅を切る」についてですが、簡単に説明すると「隙間を作らない」ことです。
あれもこれも画面の中に入れようとするとゴチャゴチャした印象になってしまい、何を伝えたいのか分からなくなります。
この写真の両端を見て頂ければ分かるかと思いますが、木をバッサリ切ってフレーミングしています。
木の真ん中で切ってしまっても、フレームの外も木がある。と脳内イメージで補填できるので大丈夫です♪
逆に木を入れてしまうと、両端に明るい隙間が生まれてしまい、そちらに目移りしてしまうかもしれません。
こちらの写真もビルの左側をバッサリ切っています。
見えていない部分も、ビルがあるんだろうな。。と自然にイメージできます。
下の床タイルにも同じことが言えますね。
「切る所は思い切って切る。」
使い方によっては、面白い写真を生み出せるかもしれません。
・レンズの選択
続いてレンズの選び方についてです。
基礎で言うと、広く撮るには広角レンズ。ぼかして撮るには望遠レンズ。
風景は広角レンズで絞って撮る。植物は後ろを綺麗に溶かして開放で撮る。
こんな感じだと思いますが、これはあくまでスタンダードであって撮り方の一つに過ぎません。
あえて逆のレンズを使ったり、正攻法ではない使い方をすると写真に個性が生まれやすいです。
先日インスタにアップしたこちらの写真。
これは35mmのレンズで撮影しています!
後ろのボケたコスモスを見て頂ければ分かるかと思いますが、下からしゃがんで撮影しています。
しゃがんだ状態からコスモスまでの距離は数十センチしかないので、望遠レンズで撮ることができません。また、太陽の位置が高い日中でも逆光で撮影できるメリットがあります♪
このポピーの写真は24mmのレンズで撮影しています。
広角は広く景色を撮るだけではなく、被写体にぐっと寄って撮ることで迫力が出て、周りの風景のイメージもやんわり伝える事ができます。
望遠のレンズだとほんの一部分しか写す事ができませんが、広角レンズでは表現の幅が広がります♪
写真のスタンダードに囚われずに、時には真逆のことをしてみたり、楽しみながら色々と試してみると面白いですよ!
撮影にルールを作らない事は、自由な表現につながると思います!